フィンガーペイントって何？

 

 

 

 

こんなことはありませんか？

小さい時や学生の時に絵の具を使ったアートを描いていて

思わず手についてしまった。

 

その手で落書きをした。

 

そうです、その動きがそのままフィンガーペイントとなります。

自分の手や指に直接絵の具をつけ、思い思いに描いていく遊び。

そして気が済むまでぐにゃり。ペタペタと。。。。

 

 

 

このFingerpaint『フィンガーペイント』は

1930年頃に教育者だったルース・フェイソン・ショーがイタリアで開発されたのがこの技術です。

彼女のこの技術は広く渡り、今では子供や大人の心を癒す『セラピー』として用いられたり、学校のカリキュラムで使われたりしています。

 

このフィンガーペイントは人々に芸術的な自己表現と感情的な癒しの方法と言えるでしょう。

実際に私もペイントしている時は心地よくなることがよくあります。

 

 

 

 

フィンガーペイントで描く意味とは？

 

人も動物も五感という５つの感覚があります。

フィンガーペイントには

想像力を豊かにする効果があるといわれています。

 

 

 

 

 

・視覚（見る）

・触覚（皮膚で感じる）

・嗅覚（嗅ぐ）

・聴覚（聴く）

・味覚（味わう）

 

 

 

それはとても素晴らしい感覚です。

見えなくても匂いを嗅ぐことができ、見えなくても耳で聴き取ることができる。

味を覚えていれば、見るだけで口の中はうずきよだれが出る。

服を着たり、何かを触ったりと自分の肌に触れることは365日。

 

 

 

 

中でもフィンガーペイントを使う手は

 

手をたくさん使うことで脳細胞に刺激を与え、脳の活性化へと繋がります。
　手を使うと、手を使わない時に比べて脳の血流量が10%程度上がるという研究結果があるそうです。脳の血流量が低いと神経細胞が死滅してしまい、二度と復活することはありません。神経細胞が減っていくと物忘れが激しくなったり、ボケを引き起こしたりすることがあります。認知症の予防で手を使った体操や、口を動かすことを薦められているのはこういった所からきていると思われます。

 

 

また、脳を活性化させるのに良いことは考えながら手を動かすことだそうです。

例えばパソコンやスマホなど、打ちたい内容を考えながらキーを打つ。

ペンを持って字を書く時も利き手と逆の手で書いてみるなど、、

 

 

それらはフィンガーペイントでも当てはまります。

 

ひと違う味のある絵が描けるかも？？

 

 

それだけでも

私たちになくてはならない『脳』への刺激になりますので

すこーしだけ意識してみてもいいかもしれません。

 

 

フィンガーペイントと道具を使って描く違いは？

 

 

 

 

道具を使うことで良いこと

• 手が汚れない
• 道具の素材を使った表現ができる
• いろんなものに描ける

 

手を使うことで良いこと

• 絵の具の感触が感じれる
• 手にしか出ない味がでる
• 脳への刺激がダイレクトに伝わる

 

それぞれに良さがありますので試しながら感じてみてくださいね。

 

 

 

 

フィンガーアートを続ける理由

 

 

 

 

小さな点を積み重ねていく

 

やがて大きな点となる。

 

 

 

指から始まるカラフルな色は私に馴染み

 

手のひら全体を使い

 

そして腕も使いだすだろう。

 

 

私は絵の具の感触に触れた時に

懐かしさと

心地良さが感じられました。

 

 

私はその心地良さを求め続け、そしてもっと知りたいと思っています。

指から始まる恋かも、ですね。

 

五感ある体に感謝です。